氷がおいしい季節になってきていますが、暑さとは関係なく「毎日氷を食べている」というのは、病気のサインかもしれません。

 近畿の約8割の地点で真夏日となった7月3日。午後4時までで兵庫県で2か所、和歌山県では1か所で猛暑日を記録。和歌山県と徳島県には今年初の熱中症警戒アラートが発表されました。

 最高気温34.4℃の京都市内。四条通をサーモカメラで見てみると…路上が真っ赤っかに!

 「蒸し暑いです。暑いじゃなくて、蒸し暑い」
 「水筒、冷たい氷水を入れてきている。きょうすごく暑かったから。あぁ、もう氷溶けている!」

 最高気温34.3℃の奈良でも…

 (記者リポート)「いつもは元気に動き回っているシカたちも、さすがにきょうは暑いのか、木陰で休んでいる様子が目立ちます」

 「(Q汗がすごいですね?)そうですね、暑いですね。僕の毛穴もびっくりしてますね」
 「きのうまでは雨を心配してたんだけど、きょうはこの天気でしょ?アッツくてね!」

 そんな暑い時に人気なのが、かき氷!体の中から涼しくなれそうですが、中には、氷をそのまま食べるという人も…

 「(氷は)ガリガリ食べちゃいます。なんでしょうね、やっぱり好きなんですかね」
 「氷だけ食べます!氷だけ。ガリガリって」

 医師によりますと、もし毎日氷を食べているという場合は、要注意だそうで…

 (葛西医院 小林正宜院長)「日常的にたくさんの氷をバリバリと食べている。実はそれは『氷食症』の可能性がある。気になる症状があれば受診していただくのがいいんじゃないかなと思います」

 この「氷食症」、実は体の不調を示す警告だというのです。氷だけではありません。熱中症予防のために、飲まないといけない「水」。しかし…

 (小林正宜院長)「過度に水だけを摂取しすぎると、水中毒という症状を引き出してしまって、頭痛であったり吐き気がしたり、気分が悪くなることもありますし、もっと進行すると意識が朦朧となってくる」