公判前整理手続きで、山上被告は「議論は興味深かった」と話したということです。

 7月3日午前10時すぎ、奈良地裁で山上徹也被告(43)の第4回公判前整理手続きが行われました。山上被告は2022年、安倍元総理を銃撃し殺害した罪などで起訴されています。

 代理人弁護士によりますと、7月3日の手続きは山上被告も出席し約30分かけて争点の確認などが行われ、山上被告は真剣な表情で話を聞き、「弁護士と検察官の議論の内容が興味深かった」と話していたということです。

 安倍元総理の三回忌となる7月8日には自民党奈良県連が現場となった近鉄・大和西大寺駅前に献花台を設置して、事件発生時刻の午前11時半に黙とうが捧げられる予定です。