7月3日午前、兵庫県養父市で猟師の72歳男性がクマに襲われました。男性は病院へ搬送され重傷だということです。

 3日午前11時半過ぎ、兵庫県養父市の山で72歳の男性が山中に仕掛けた罠の様子を見に行ったところ、罠に引っかかっていたクマを見つけました。

 その後、クマは罠から外れ、男性に数回突進、男性は頭や左足など4箇所を噛まれたということです。

 男性は病院に搬送され、左足を骨折するなどして重傷です。

 男性は害獣駆除に従事していて、山の中にあるシカやイノシシ用の罠を見に行っていたということです。

 ▼罠は「ワイヤー式」踏むと巻き付く仕組み

 現場に残された罠はワイヤー式で、動物が踏むと巻き付く仕組みになっていたということです。

 現場付近には、罠にかかった熊が暴れたことで、周辺の竹などが散乱しているということです。

 養父市周辺では、熊の目撃が相次いでいて、警察が注意を呼びかけています。