京都のクリーニング店で従業員の男性を大型の洗濯機で回しけがをさせたとして同僚の男2人が逮捕された事件で、男性は日常的に暴行を受けていたとみられます。

 警察によりますと、今年3月、京都市内のクリーニング店で知的障がいのある従業員の男性が大型の洗濯機に入れて回され全身打撲のけがをしたということです。警察は同僚の直江一樹容疑者(37)と上島陽祐容疑者(37)を傷害の疑いで逮捕しました。

 男性は、直江容疑者らから「お前臭いねん」「洗濯機に入れ」などと言われ、洗濯機に入れられたということです。2人は容疑をおおむね認めているということです。

 男性は「過去にも暴行を受けていた」と話しているということで、警察は日常的に暴行されていた可能性もあるとみて調べています。