京都市の職員が下水道工事の受注をめぐり業者から現金を受け取ったとされる事件で、警察が上下水道局に家宅捜索に入りました。

 京都市上下水道局「みなみ下水道管路管理センター」の主事・柳生精治容疑者(64)は2021年12月、下水道管工事の受注で便宜を図った見返りに、市内の土木業者「村田建設」の役員・朴靖司容疑者(52)から現金10万円を受け取った疑いが持たれています。

 捜査関係者によりますと、柳生容疑者は村田建設が下請けに入れるよう同僚に働きかけていたということです。

 警察は2人の認否を明らかにしていません。