バイデン大統領は22日午前3時ごろ(日本時間)、SNSで大統領選から撤退する考えを明らかにしました。再選を目指す現職の大統領が撤退するのは1968年以来、きわめて異例のことです。

撤退声明を受け、大阪の京橋駅前では、さっそく午前9時ごろから『バイデン氏撤退、後継ハリス氏出馬へ』といった見出しで読売新聞の号外が配布されました。

受け取った大阪の人たちは…。

「撤退は当り前ですわ。絶対無理、ほかの人を立ててもらったほうがいい。ハリス副大統領で十五分(じゅうごぶん)だと思います」

「バイデン氏は150%無理、言い間違いいっぱいあるもん、200%無理です。トランプ氏が勝つと思います。」

「バイデン氏は仕方ないね、僕と同じ年代やから、歩くのもヨボヨボで活動できない、世界を駆けまわるのは無理で、致し方ない。」

「もう一人の大統領候補もひとつやけど。アメリカの事しか考えていない、独裁的な部分もあって、もっと世界のことを考えて政策とかやってほしいと思います。」

81歳のバイデン大統領は、6月に行われたトランプ前大統領とのテレビ討論会などで言葉に詰まったりして、民主党内から撤退を求める声が上がっていました。

バイデン大統領は声明の中で、「自身の決断について、今週の後半に国民の皆さんに詳しく説明するつもり」としています。