79回目の終戦の日を前に、大阪市内で戦没者を追悼する式典が行われました。

 8月15日、終戦から79年を迎えます。戦争で大阪府内では12万7000人余りの命が奪われました。7月24日に大阪市内では追悼式が行われ、戦争を経験した岡倉三郎さんが伝えていくことの重要性を訴えました。

 (大阪府遺族連合会 岡倉三郎会長)「戦後生まれの人が人口の8割を超える今日、大きな犠牲から学んだ貴重な教訓を風化させることなく、末永く伝えていくことが私たちの使命です」

 今回参加した遺族は去年より40人ほど減って約280人。二度と戦争を繰り返さないために今年も祈りが捧げられます。