SNS型投資詐欺グループの拠点が全国で初摘発され90人が逮捕された事件で、フリマアプリ上でポケモンカードの売買に見せかけて、虚偽の商材を売っていたことが分かりました。

 グループの主犯格で自称・会社役員の山田吉彦容疑者(43)らグループ11人は、投資の商材購入などの名目で今年2月から3月までの間に、20代の女性から現金約90万円をだまし取った詐欺の疑いがもたれています。

 また、79人が逮捕された別のグループでは、フリマアプリ上でポケモンカードの売買に見せかけ、本来は販売できない投資に関する虚偽の商材を被害者に売っていたことがわかりました。

 2つの詐欺グループによる被害金額は9億5000万円以上にのぼるとみられ、警察が全容解明を進めています。