お盆の帰省やUターンラッシュ。臨時情報の影響で、ひと工夫する人の姿も見られました。

 8月12日朝の新大阪駅には、帰省やUターンなどで利用する多くの人の姿が見られました。東海道・山陽新幹線の「のぞみ」は、お盆期間の8月18日まで全席指定席で運行しています。

 JR東海によりますと、東海道新幹線の上りのピークは当初、12日とみられていましたが、今年のお盆のUターンは分散傾向にあり、12日は午後もまだ空席があるということです。

 (USJに行った人)「(Q何に乗ったの?)クッパのマリオカート。楽しかった」
 (岐阜へ行く人)「実家に、お盆なので帰ろうと。友達と実家へ。家のコンセントは抜いてきました」
 (埼玉へ行く人)「帰るタイミングがなかったので。地震が起こったときのことを考慮しつつ帰ろうかなと」

 また、南海トラフ地震の臨時情報が発表された影響で、こんな工夫をする人も…

 「新幹線の中で万が一地震があった場合に飲み物がないと怖いので、1人1本ずつ大きめのペットボトルを持ったり」

 東海道新幹線は臨時情報の巨大地震注意の発表を受け、静岡県の三島駅と愛知県の三河安城駅の間の上下線で速度を落として運転していて、一部区間で遅れが発生しています。