10月下旬ですが、新たな台風が発生する可能性が強まっています。

気象庁によりますと、21日午前6時、フィリピン東方にある熱帯低気圧は、24時間以内に台風に発達する可能性があります。

この熱帯低気圧は西へ時速20キロで移動しています。中心の気圧は1000ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は秒速15メートル、最大瞬間風速は秒速23メートルとなっています。

熱帯低気圧は現段階で大きな勢力を持っているわけではありませんが、22日午前6時には、台風に発達する可能性が指摘されています。

中心の気圧は996ヘクトパスカル、風速も強まって、中心付近の最大風速は秒速18メートル、最大瞬間風速は秒速25メートルの予想です。

23日午前3時の予報では中心の気圧は990ヘクトパスカルにまで下がり、最大風速は秒速20メートル、最大瞬間風速は秒速30メートルに達する見込みです。

24日午前3時の予報では、中心の気圧は985ヘクトパスカル、25日午前3時時点で中心気圧は980ヘクトパスカルまで低下する予想で、最大風速は秒速25メートル、最大瞬間風速は秒速35メートルに達すると予想されています。

今年は10月に入ってすでに台風がひとつ発生していて、もし発生すれば2つめ、台風20号となります。