候補者乱立の兵庫県知事選挙。公約発表のほか、新たな立候補も。

 斎藤元彦前知事(46)の失職に伴う兵庫県知事選は、11月17日に投開票が実施されます。立候補を表明している前・尼崎市長の稲村和美さん(51)が10月25日、公約を発表しました。

 (前尼崎市長 稲村和美さん)「『混乱に終止符を!今こそ、新しい兵庫へ!対話と信頼で改革を実現』」

 斎藤前知事がパワハラ疑惑などで告発されたことを念頭にしたハラスメント防止条例の制定のほか、自治体の税収などに応じて子育てを支援する交付金の創設などを掲げました。

 兵庫県知事選にはこのほか、斎藤元彦前知事と共産党推薦の医師・大澤芳清さん(61)、経済産業省の元官僚・中村稔さん(62)、元加西市長の中川暢三さん(68)、参院議員の清水貴之さん(50)、レコード会社経営の福本繁幸さん(58)が立候補を正式に表明。さらに10月24日、政治団体党首の立花孝志さん(57)が無所属で立候補すると表明。立花さんは「斎藤前知事を合法的にサポートをする」などとしています。