大阪・関西万博の無料招待事業。希望した時期の下見などを求めた教諭らの請願書が、全会一致で採択されました。

 来年の大阪・関西万博で大阪府は府内の小・中・高校生らを1回無料で招待することにしています。しかし、メタンガスの爆発事故などを受け、学校現場からは子どもたちを安心して引率できるか不安視する声も上がっています。

 こうした状況を受けて現役教諭らでつくるグループ「おまかせHR研究会」は、パビリオンや会場設備などの情報を教職員や児童・生徒に周知することや、各学校の希望に応じた下見ができるようにすることなどを求めた請願書を大阪府議会に提出。11月5日の大阪府議会で全会一致で請願が採択されました。

 現役の教諭は…

 (中学校教諭)「この事業自体が最後までちゃんと成功できるように、一緒に伴走してもらいたいなと思います」

 府は教諭らの求めた内容にどう対応したか、来年2月の府議会で報告する予定です。