京都府福知山市では、“不老長寿の果実”と伝えられている「ムベ」の収穫が行われています。

 サツマイモのような淡い赤紫色を帯びた果実。不老長寿の果実として伝わるムベです。かつて天智天皇に長寿の秘訣をたずねられた老夫婦がムベを差し出し、それを食した天智天皇が「むべなるかな(もっともだ)」と言ったことが、名前の由来とされています。

 今年は、猛暑の影響で実の生育が遅れたものの、天候が持ち直したことから例年通りの出来となり、収穫作業は11月中旬まで続くということです。