歌舞伎役者の片岡愛之助さん(52)が、京都の南座で12月1日に開幕する『吉例顔見世興行』の舞台稽古中に鼻の骨を折るなどの大けがをしました。
松竹によりますと、愛之助さんは11月29日午前11時ごろ、南座で舞台稽古をしていた際に、舞台の上部から降ろしてきた演出で使う木製のパネル(縦約1m・横約2m)と接触しました。
稽古の終了後、病院で診察を受けたところ、「上顎および鼻骨骨折」と診断されたということです。このため12月1日に開幕する吉例顔見世興行については当面の間休演し、出演予定だった演目は以下の通り、代役を立てるということです。
【昼の部】『大津絵道成寺』代役:中村壱太郎さん
【夜の部】『色彩間苅豆』代役:中村萬太郎さん