兵庫県加東市の遊園地で立体迷路の床が抜け落ち、6人が重軽傷を負った事故で、神戸地検は園の元支配人ら3人を不起訴処分としました。

 兵庫県加東市にある遊園地「東条湖おもちゃ王国」の当時の支配人と男性従業員2人は園内にある木造5階建ての立体迷路の施設について、専門業者による適切な点検などを行わず、2021年10月に3階部分の床が抜ける事故を起こし、6人に腰の骨を折るなどの重軽傷を負わせた業務上過失傷害の疑いで12月7日、書類送検されていました。

 神戸地検は23日付けで3人を不起訴処分としました。検察は不起訴の理由については、明らかにしていません。