小学1年の男子児童が学童のプールで死亡した事故。責任者に有罪判決です。
滋賀県長浜市ではおととし7月、放課後児童クラブのプールに参加していた小学1年の田中大翔君(当時6)が溺れ、死亡。クラブの元園長・大谷琢央被告(50)が業務上過失致死の罪に問われていました。
判決によりますと、大谷被告は、深さが60センチ~1.3メートルあるプールで児童45人を泳がせた際、身長や泳ぐ能力ごとに場所を分けるなどの注意義務を怠っていました。
27日の判決で大津地裁は「被告は犯行を認めており、謝罪の言葉を述べている」とした一方で、「6歳という幼さで未来ある命を奪われた被害結果は重大である」などと述べ、大谷被告に禁錮1年6か月、執行猶予4年を言い渡しました。