南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震警戒」が発表された際の対応について、和歌山市が、発表後1週間は和歌山城の天守閣への入場を禁止するなど方針を示しました。
1月30日の会議には、警察や市内にある企業などの担当者が参加しました。南海トラフ地震臨時情報は去年8月に「調査中」や「巨大地震注意」が初めて発表されましたが、「巨大地震警戒」はまだ発表されていません。
市は、「巨大地震警戒」が発表されて以降1週間、和歌山城の天守閣など耐震性が不十分な市の施設28か所について、入場を禁止するなどの規制を設けるほか、市内5か所の海水浴場や沿岸部にある市の施設を閉鎖するなどの方針を示しました。
市は今年4月上旬までに、地域防災計画を見直すことにしています。