大阪府八尾市で75歳の妻を絞殺したとして逮捕・送検されていた73歳の男性について、大阪地検は2月10日付けで不起訴処分としました。

 大阪府八尾市に住む男性(73)は去年10月、自宅で妻(75)をドライヤーの電源コードで絞殺しようとしたとして、殺人未遂容疑で現行犯逮捕されました。男性が自ら「妻の首を絞めて殺した」と110番通報。妻は搬送先の病院で死亡が確認され、男性はその後、容疑を殺人に切りかえて送検されていました。

 鑑定留置も経た末、大阪地検は2月10日、この男性を不起訴処分としました。理由については「捜査の結果、諸事情を考慮した」としています。