徳島市では、春の兆しを感じさせる菜の花の収穫が始まっています。

 ぷっくりとつぼみをつけた菜の花。徳島県は年間623トンを出荷する全国有数の産地です。

 徳島市の農家ではつぼみがよく成長したものを選び、一つひとつ手作業で摘み取っていきます。

 2月上旬の寒波の影響で生育は少し遅れましたが、上々の出来に仕上がったということです。

 おひたしや炒め物、天ぷらにすることで独特のほろ苦さを楽しむことができます。

 収穫された菜の花は葉や茎が切り取られ、一つの束にまとめられます。

 収穫は4月ごろまで行われ、京阪神を中心に出荷されます。