「無理な勤務体制で居眠りしてしまった」。死亡事故を起こした清掃業者に警察が家宅捜索です。

 3月6日午前10時ごろ、警察が家宅捜索に入ったのは交通死亡事故を起こしたごみ収集車の運転手が勤務する京都市伏見区の清掃業者・山本清掃です。

 6日午前5時ごろ、京都市北区大宮開町の路上で歩いていた男性(82)が南向きに走ってきたゴミ収集車にはねられ、死亡しました。

 警察の調べに対し、ごみ収集車の運転手は「無理な勤務体制で仕事をしていて当時、居眠りしてしまった」という趣旨の話しをしているということです。

 『何時までに会社に帰ってこないといけない』といった追い詰められるような環境も背景にあったとみて、警察は過失運転致死容疑で調べるとともに運転手の労働環境に問題がなかったかなどを捜査する方針です。