フィリップ・トルシエ元日本代表監督がゲストで登場。歴代最強のベストイレブンを選出し、超豪華なレジェンドから現役の森保ジャパン戦士まで、個性豊かな面々が並んだ。また、日韓W杯に落選した中村俊輔さんにも触れ、過去に描いていたビジョンを明らかにした。
◆「腰を痛めていて出られる状況ではなかった」日韓W杯落選の中村俊輔さんに言及◆
関西のサッカー情報を中心に扱うMBSのJリーグ応援番組『KICK OFF! KANSAI』。豪華ゲストとして、フィリップ・トルシエ元日本代表監督と、通訳のフローラン・ダバディさんを迎えた。
トルシエ元監督が選ぶ歴代最強の日本代表ベストイレブンには、レジェンドから現役までスターたちがズラリ。“フラットスリー”を採用し、GK川島永嗣選手と、長友佑都選手、宮本恒靖さん、吉田麻也選手が並ぶ。
さらに左ウイングバックには中村俊輔さんを選出。トルシエ元監督は「(長友選手を)運動量が多い選手。2人分のカバーリングをしてもらいたい」と起用の意図を説明し、さらに中村さんについて「W杯でどうして選ばなかったんだと言われ続けたけど、きょうは選びます。当時は腰を痛めていて、W杯に出られる状況ではなかった。中村を本当はここで使いたかった。(長友ぐらい)運動量がある選手がいなかったから、中村を選ばなかったというのもあるかもしれない」と過去に抱いていた構想を明かした。
中盤は、稲本潤一さん、中田英寿さんで、右ウイングバックは現役から久保建英選手が選ばれた。前線は、香川真司選手、本田圭佑さんのコンビ。最前線はレジェンド、カズこと三浦知良選手が堂々と選ばれた。
何とも豪華なメンバー11人が並んだ歴代最強イレブン。加地さんから「もし宮本会長に(日本代表の)監督をやれと言われたら?」と振られると、「代表とは言わないけど日本でやりたい気持ちは今でもあります」と正直な気持ちを明かした。
日本に愛着を持ち、試合もチェックしているというトルシエ元監督にとって日本は「過ごした時間は忘れられない」特別な国のようだ。
(MBS「KICK OFF! KANSAI」2025年3月9日(日)深夜0:50-1:50放送分の収録より)