18年前兵庫県加古川市で女児を殺害したなどの疑いで逮捕された男について、神戸地検は、19日に殺人の罪などで起訴しました。

殺人と殺人未遂の罪で起訴されたのは、無職の勝田州彦被告(46)です。

勝田被告は2007年、兵庫県加古川市で当時小学2年の女の子の胸などを刃物で刺して殺害した疑いや、2006年に兵庫県たつの市の路上で自転車に乗った女児に対して刃物で複数回胸を突き刺しケガをさせた疑いで逮捕されていました。

神戸地検は勝田被告の責任能力の有無などを調べるため、鑑定留置を実施。

その結果、検察は19日に殺人などの罪で起訴したということです。

勝田被告は、岡山県で別の女の子(小学3年)を殺害した事件で無期懲役の刑で服役していましたが、今年5月以降、警察の任意聴取に加古川市の事件とたつの市の事件への関与を認めていました。