２７日（木）は大阪や神戸、京都で桜の開花が観測され、各地で３月として記録的な暑さともなりました。

　低気圧の影響で、午後になってから雨が降り出しています。夜は近畿の広範囲で雨が強まるでしょう。

　日本海にある低気圧に向かって流れ込む暖かく湿った空気が、暑さと雨の材料になっています。低気圧から伸びる前線が通過するタイミングで、天気の急変に注意してください。

　２７日（木）夜遅くから２８日（金）未明が雨のピークで、和歌山県では激しく降る所があるでしょう。京阪神など中部や北部も土砂降りで、雷の音で目が覚めてしまうかもしれません。

　２８日（金）はお出かけの際、折り畳み傘をお持ちください。曇り空が広がり、朝と夕方は各地で通り雨の心配があります。気温の変化の仕方にも要注意です。

　大阪では朝から１５℃を超えて、昼頃は２１℃まで上がり、気温は高めです。ただし、夕方以降はガクッと下がって、夜遅くには１１℃まで下がるでしょう。北風が強まるぶん、春の温もりは吹き飛ばされてしまいそうです。

　朝に「暖かいな」と感じても、トレンチコートなど少し厚手のコートを持って出かけると良さそうです。

　週末は花冷えです。３０日（日）をピークに、この時期として強い寒気が南下するでしょう。土日は晴れ間があっても、冷たい北風が主役で、北部を中心に２月並みの寒さに逆戻りしそうです。

　お花見の際は、暖かい格好をしてください。来週は大きな崩れもなく、お花見日和が続く見込みです。