滋賀県大津市で、電動モビリティ「特定原付」と乗用車の事故があり、電動モビリティに乗っていた80歳の男性が死亡しました。

 4月7日午前1時半ごろ、滋賀県大津市下阪本の県道で、「車と自転車が接触している」と通行人から通報がありました。

 警察によりますと、県道を走っていた電動モビリティに、後方から乗用車が追突し、大津市のアルバイトの男性(80)が前方約30m飛ばされ、病院に搬送されましたが、首の損傷などで、死亡が確認されたということです。

 男性が乗っていたのは、自転車型でペダルがついていますが「電動アシスト自転車」とは違う「電動モビリティ」で、最高時速20km以下などを満たした「特定小型原動機付き自転車」に属するということです。

 「特定原付」にはナンバープレートが必要ですが、運転免許は不要で(16歳未満は運転禁止)、ヘルメットは努力義務と定められています。