万博会場と駐車場を結ぶ自動運転バスが停車中に動き出し、壁に衝突しました。事故を起こしたのは、舞洲にある来場者専用の駐車場と万博会場を結ぶパーク&ライドの自動運転バスです。
博覧会協会などによりますと、4月28日午後、舞洲の駐車場に停車していたバスが動き出し、高さ約50cmの壁にぶつかったということです。当時バスは回送中で客は乗っておらず、けがをした人はいませんでした。
運転士は手動運転に切り替え、パーキングの状態にして運転席から離れていたということですが、事故のあと、運転席のモニターにはエラーと表示されていたということです。
運行する大阪メトロは、このバスを含む5台の自動運転バスの運行を取りやめ、原因を調べています。
一方、手動運転バスは通常通り運行していて、来場者の輸送に影響はないということです。