ありがとうございました | 最終回をみて、昔の自分と重ね合わせてしまって、年甲斐もなく、切なくて、胸が痛くて、涙が止まりませんでした。とってもきれいな終わり方だったのですが、陽春さんに、「本当にこれでよかったの?」と、ずっと問いかけていました。いくつかの選択肢があったなかで、一番お互いに傷つくことが少ない道を選んだように思います。それが木里子さんへの優しさだったかもしれませんが。でもきりこさんにとっては、パパがいうように、良い恋をした、と単純に納得できるものでもないと思います。たとえ,自分がどんなに傷つくことになっても、また,陽春さんを,苦しめることになるかもしれないとわかっていても、自分に正直に生きようとすればするほど、いつかは会って、心から話し合わない限り、次のステップを踏み出すことができないのではないでしょうか。 わたしとしては、陽春さんに,悟りを開いた立派なお坊さまになってもらわなくても良いと思います。以前書き込みに、泥にまみれて咲く蓮の花のことを書いておられた方がありましたが、わたしも同感です。悟りを開かれた高僧も,それはそれで立派だと思いますが、自らの弱さを認め,煩悩に苦しみながらも,仏様に近ずきたいと願ってやまない僧もまた、立派だと思います。それに,一人の女性の深い愛を断ち切って厳しい修行をし,高僧になろうとするには、陽春さんは優しすぎるように思います。 勝手なことを書いてしまいましたが、仏教やお寺のことを,こんなに美しく取り上げてくださって,宮内先生はじめスタッフの方々、本当にありがとうございました。どんな高僧のお説教より,仏教の心をわかりやすく、自然な形でドラマを見る人に受け入れられているのがわかります。そして私も,忘れかけていたものを,思い出し,清い心で毎日を過ごしています。 宮内先生の優しさにあふれた,ピュアラブ2是非お願いいたします。
| 投稿者:えいこ(4/1(月)22時41分) |
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