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シドニアとはシドニアは「播種船」と呼ばれる恒星間宇宙船。 船体は小惑星を元にしており、直線的な構造で船体後方に資源塊をまとう。 区画は大きく分けて居住区、海水層、地下層に分かれ、居住区は塔状の構造となっている。 約1000年前、太陽系を奇居子に滅ぼされてのち、人類存続をかけて約600隻が出航。 そのうちの1隻がシドニアである。ほかの播種船とは出航から約300年を最後に通信が途絶え、現在は完全に孤立状態。 幾度となく繰り返されてきた戦いだが、100年前の第四次奇居子防衛戦以降、 奇居子がシドニアに現れる事は無かった。 谷風長道が地上に出る事と時を同じくして、シドニアは奇居子出現宙域に突入。 再び、絶望的な戦いが始まった……。 奇居子(がうな)とは人類を脅かす謎の外宇宙生命体。 本体と胞衣(エナ)から構成される。胞衣(エナ)は本体が破壊されない限り、何度でも再生することができる。 カビザシによって本体を貫く以外、有効な対抗法はない。 無数の奇居子がエナ同士で結合した集合体は衆合船(しゅがふせん)と呼ばれ、奇居子の巣や母艦のような働きをしているようだ。 ヘイグス粒子(へいぐすりゅうし)宇宙空間に膨大に存在する素粒子で、シドニア各機関の動力資源として使われる。衛人にとっても重要なエネルギー源であり、さらには武装、通信などにも利用されている。奇居子にとってもエネルギー源であるようだ。 シドニアの船員シドニアの船員は遺伝子的に操作され、光合成が出来るようになっている為、食物の摂取が1週間に1度程度で済む。また性別は男性、女性以外に、どちらの性別にも属さない中性が存在するほか、クローン人間も存在。中性の者は、相手を選ぶとそれに合わせて身体が変化する。 資源が限られているため、船員の死体さえ有機転換炉というシステムにより分解、リサイクルされる。徹底的に管理された社会のようだが、奇居子との戦いを好まない非武装主義者たちのデモが存在するなど、思想・信条の自由は保障されているようだ。 衛人(もりと)シドニアが保有する人型の主力兵器。基本固定武装はエナのみにしか効果がなく、さらにエナの再生速度は攻撃量を上回るため、本体の破壊にはカビザシの使用が必須。東亜重工と岐神開発による開発競争が行われ、現在は量産型衛人である岐神開発製の一八式が主軸として運用されている。 一七式衛人 白月改 継衛(つぐもり)約100年前、撃墜王と呼ばれた英雄が乗っていた一世代前の衛人。東亜重工製。 現在の操縦士は谷風長道。操縦の自動化が進んでいる一八式に比べ、操縦者の技量がはっきり出る。 一八式とフォルムこそ似ているが、対ヘイグスビームコーティングなど高コストな装備を持ち、性能としては後継機の一八式よりも高い。 掌位(しょうい)複数の衛人が手を握りあって移動すること。 掌位した数によって加速力が高まる。一度も触れたことがない相手と掌位を組むと事故が起こるというジンクスがあるため、操縦士達は出撃前に掌位を真似た握手をする慣例がある。 カビザシ奇居子の本体を破壊することができる唯一の武器。形状は槍のようである。シドニアにわずか28本しかないため、限られた本数しか運用されない。装備した衛人が撃破され、危険な状況にあったとしても回収は必須任務となる。 |
ストーリー小惑星激突の危機を乗り切ったシドニアは、奇居子の巣を駆逐するために、レム恒星系へと進路をとるが…。 メインキャスト
メインスタッフ原作:弐瓶勉(講談社『アフタヌーン』連載) 監督:瀬下寛之 副監督:安藤裕章、吉平直弘 シリーズ構成・脚本:村井さだゆき プロダクションデザイナー:田中直哉 造形監督:片塰満則 キャラクターデザイナー:森山佑樹 CGスーパーバイザー:上本雅之、菅井進 バトルアニマティクス:大串映二 ストーリーボード:森田宏幸 音響監督:岩浪美和 音響制作:STUDIO MAUSU 音楽:朝倉紀行 音楽制作:スターチャイルドレコード 特別協力:静野孔文 アニメーション制作: ポリゴン・ピクチュアズ 製作: 東亜重工動画制作局
主題歌<オープニング主題歌> angela「騎士行進曲」 <エンディング主題歌> カスタマイZ「鎮魂歌‐レクイエム‐」 |