アインシュタイン稲田の俳句に夏井先生が恐怖

もう一度楽しむプレバト

2021/04/20 10:10

4月15日放送の「プレバト!!」俳句査定は、“才能ナシ”が3人も飛び出す駄作祭りに。極めつけは、“才能ナシ最下位”に撃沈したアインシュタイン・稲田直樹が造語した“春粉”句。花粉アレルギーで赤ら顔になってしまう様子を詠んだものだったが、夏井いつき先生は「久々に意味が分からない」と大呆れ。さらに「こういう番組で言うようなことじゃないけど、私は麻薬かなんかだと思って…」と恐怖すら感じたことを明かした。

今回は「リュック」をお題に、ランキング戦には鷲見玲奈、Kis-My-Ft2二階堂高嗣、初登場の石塚英彦、本上まなみ、アインシュタイン稲田直樹が参戦。

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"春粉"はアインシュタイン稲田の「造語」と判明、梅沢富美男も思わず「はあ!?」

自信を兼ね備えたゲストが集結するが、"才能ナシ"が3人も飛び出す駄作祭りになってしまう。
まず鷲見が"才能ナシ3位"、続く石塚は"凡人2位"だったが、キスマイ二階堂は"才能ナシ4位"。最後は「ちびリュック中身はおむつ山笑う」と詠んだ本上が"才能アリ1位"に輝き、アインシュタイン稲田が"才能ナシ最下位"に撃沈した。

<才能ナシ最下位>
春粉(しゅんぷん)がリュックの色に顔染めて
               アインシュタイン 稲田直樹

「僕は花粉アレルギーなんですよ。春風に乗って運ばれる花粉で、顔がすごく赤くなっている。赤いリュックの色くらい赤くなっているという春の訪れを句にしました」

5点という酷すぎる点数、全く理解できない内容にスタジオが静まり返ると、稲田は「あれ? 外国来たん?」とポツリ。査定を見守っていた永世名人・梅沢富美男が「なんだ"春粉"って?」と問いただすと、稲田は悪びれることなく「造語ですね」。これには梅沢も「はあ!?」と絶句してしまう。

夏井先生は「久しぶりに意味の分からないのがやってきました」「私は上五の"春粉"で放棄する気持ちでした」「"しゅんぷん"なのか、"はるこな"なのか読み方がまず分からない」とダメ出しのオンパレード。最後は「こういう番組で言うようなことじゃないけど、私は麻薬かなんかだと思って...」と恐怖すら感じたことを告白。

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<添削後>
花粉症の顔もリュックも同じ赤

先生は「話を聞いたら、日本語で書くだけじゃないですか」と添削したが、「これで一応意味は通りますが、俳句としての詩情、詩の心は一切ありません!」。MCの浜田雅功も「よう5点ももらったわ」と大呆れ。そして、稲田の相方の河井ゆずるが「ちなみに先生、何の5点だったんですか?」と質問すると、先生はやっと笑顔を見せて「頑張ったから」。初心者なりに考えた姿勢への温情だったと分かり、スタジオは温かい笑いに包まれた。

「名句だったんだけどね...」夏井先生も惜しむ梅沢の"幻の傑作句"

昇格試験には特待生3級の森口瑤子が挑戦し、「花疲れリュックの底の底に鍵」で2級に"1ランク昇格"を果たす。続いて、句集出版を目指す永世名人・梅沢が「富美男のお手本」のコーナーで渾身の一句を披露。梅沢も「稲田みたいなヤツがいる時に、私の俳句の手本を見せておかないと!」と手ごたえをアピールする。

<ボツ 残り21句>
飯盒(はんごう)を逆さにしばし揚げ雲雀(ひばり)
               梅沢富美男

「リュックからキャンプに発想を飛ばして。私たちの時代はご飯を蒸す時に、飯盒を逆さにしたんです。今はしなくてもいいと言われるようですが。その時にふと空を見上げたら、ひばりが飛んでいる。のどかなだなというのを詠ませてもらいました」

春の情緒あふれる一句に、森口も「本当にひばりが飛んでいて、音まで聞こえます」と感心しきりだったが、夏井先生が下した査定は意外にも"ボツ"。「配慮が足りない」という理由が明かされると、自信があった梅沢は「なにが配慮だ!」とブチギレ。

先生が「もったいないのは、ほんの小さな小さな一点なんです。"しばし"は良いところでもあり、配慮が足りないところでもあるんです」と切り出すと、梅沢は「だから何?」と遮り、先生も「今から説明するよ!」とイラつきながら応戦。

<添削後>
飯盒を逆さに蒸らし揚げ雲雀

先生は「私やおっちゃん(梅沢)の時代は『逆さにして蒸らしなさい』と言われていました。でも今どきの人はその動作の意味が分からない。その配慮です。"しばし"という時間も含みながら、何をしているか配慮してあげるだけ。"蒸らし"と動作を書くだけです」と添削し、「名句だったんだけどね...」と残念がった。

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諦めきれない梅沢は「全部の世代の人にっていうことじゃなくてさ」「怒るよ、これは残してよ!」と猛反発したが、MC浜田は「もったいなかったな。でも残すと永世名人に傷がつきます」と一蹴。梅沢は「傷なんかつかないよ...」と懇願したが、幻の傑作句はあえなくシュレッダーに飲み込まれてしまった。

     ◇

さて、次回のプレバトは、加藤清史郎と中村ゆりかが初登場し俳句査定に挑戦!
和紙ちぎり絵ではキスマイ二階堂「やっと自分の土俵を見つけました」と豪語するが、果たして結果は!?

次回の俳句のお題は・・・

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22日(木)よる7時から お楽しみに~! 【動画はこちら】

芸術性や文才など芸能人のあらゆる才能をプロが査定! 才能アリなら絶賛!才能ナシなら容赦なく酷評!浜田雅功が最強講師陣を率いてお届けする新しいカルチャースクール番組『プレバト!!』はMBS/TBS系で毎週木曜よる7時放送。https://www.mbs.jp/p-battle/

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