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全体あらすじ

日本に突如現れた、7つの巨大な穴。ビルより巨大な穴、雲を突き抜ける穴、都会の真ん中に現れた穴…。混乱し、対応に追われ、様々な調査が行われたが、穴の正体はわからないまま。やがて人々は、穴とともに暮らし始めた。穴に入る者も多く存在したが、しかし、帰ってきた者はまだ誰もいない。
そして、穴を神とする者が現れた。名は、小澤(堤真一)といった。小澤は説く。「穴の中には救済がある」
12月1日。リゾート施設に、8人の男女が集まっている。川端(中川大志)、菅谷(染谷将太)、松岡(上白石萌歌)、青山(森田想)、渡邊(古舘寛治)、真吾(平原テツ)、井口(中嶋朋子)、そして岡本(窪田正孝)。彼らは、小澤をリーダーとする団体の信者たち。小澤の説くルールでは、穴に入る前に、「なぜ入ろうと思ったか」を話し、記録しなければならないのだ。岡本が切り出す。「そろそろ、始めましょうか」。少しの緊張の中、一人目、川端が話を始める――。超常の中で打ち明けられる、8人の密やかな人生の一部分。打ち明けた先で、彼らがたどり着く未来とは――!

第1話

日本に突如現れた、7つの巨大な“穴”。三年余りの歳月を費やし様々な調査がなされたが、その正体は何もわからないまま。やがて政府は調査を打ち切り、穴への立ち入り制限も撤廃した。穴に入る人間は多く存在したが、未だに帰ってきた者はいない。そして、穴を神として、「穴の中には救済がある」と唱える者が現れた。名前は、小澤(堤真一)といった。
12月1日。リゾート施設に、8人の男女が集まっている。彼らは、小澤をリーダーとする団体の信者たち。小澤の説くルールでは、穴に入る前に、それぞれの理由を話し、記録しなければならないのだ。
話す順番は、入る予定が早い順となった。そして、一番早いのは、12月6日に入る予定の川端(中川大志)。川端の話を岡本(窪田正孝)がメモし、菅谷(染谷将太)ら6人も耳を傾ける。川端は、自分の小学生時代から語り始める。幼い頃から怒ることができなかったこと。そして、怒れないまま大人になっていったこと。「そんな時に、穴が現れたんです」川端の物語の先にあるものとは――!
稀代の演出家×豪華俳優陣で描く、誰も観たことの無い“穴”ドラマ、開幕!

第2話

日本に突如現れた、7つの巨大な“穴”。三年余りの歳月を費やし様々な調査がなされたが、その正体は何もわからないまま。やがて政府は調査を打ち切り、穴への立ち入り制限も撤廃した。穴に入る人間は多く存在したが、未だに帰ってきた者はいない。そして、穴を神として、「穴の中には救済がある」と唱える者が現れた。名前は、小澤(堤真一)といった。
12月1日。リゾート施設に、8人の男女が集まっている。彼らは、小澤をリーダーとする団体の信者たち。小澤の説くルールでは、穴に入る前に、それぞれの理由を話し、記録しなければならないのだ。
川端(中川大志)が話し終わったあと、次に話を始めたのは、菅谷(染谷将太)だった。「これ、初恋の話から始まるんですけど――」。
菅谷の初恋は、小学生の頃に通っていた空手道場から始まった。初恋の相手は、空手道場の合宿で出会った、名前しかわからない女の子・毛利。しかし合宿以降、毛利と出会うことはなかった。やがて毛利のことを思い出さなくなった菅谷だったが、大学二年の頃、ホームパーティーで毛利と偶然の再会を果たす。二人の偶然の再会はその後も重なり――。菅谷の初恋の行方は、そしてその先にあるものとは…!

第3話

日本に突如現れた、7つの巨大な“穴”。三年余りの歳月を費やし様々な調査がなされたが、その正体は何もわからないまま。やがて政府は調査を打ち切り、穴への立ち入り制限も撤廃した。穴に入る人間は多く存在したが、未だに帰ってきた者はいない。そして、穴を神として、「穴の中には救済がある」と唱える者が現れた。名前は、小澤(堤真一)といった。
12月1日。リゾート施設に、8人の男女が集まっている。彼らは、小澤をリーダーとする団体の信者たち。小澤の説くルールでは、穴に入る前に、それぞれの理由を話し、記録しなければならないのだ。
川端(中川大志)と菅谷(染谷将太)が話し終わり、三番目に話し始めたのは、松岡(上白石萌歌)だった。
松岡は、つい最近まで働いていたオルゴール記念館での、不思議な出会いについて話を始めた。同姓同名、二人の「原幸恵」についてである。二人の「原幸恵」は、互いの存在を知らなかった。松岡はどうにかして二人の原幸恵を会わせることができないか考え……。二人の原幸恵との出会いが、松岡にある変化をもたらしていく――。

第4話

日本に突如現れた、7つの巨大な“穴”。三年余りの歳月を費やし様々な調査がなされたが、その正体は何もわからないまま。やがて政府は調査を打ち切り、穴への立ち入り制限も撤廃した。穴に入る人間は多く存在したが、未だに帰ってきた者はいない。そして、穴を神として、「穴の中には救済がある」と唱える者が現れた。名前は、小澤(堤真一)といった。
12月1日。リゾート施設に、8人の男女が集まっている。彼らは、小澤をリーダーとする団体の信者たち。小澤の説くルールでは、穴に入る前に、それぞれの理由を話し、記録しなければならないのだ。
川端(中川大志)、菅谷(染谷将太)、松岡(上白石萌歌)に続き、四番目に話をするのは、「イギリスで生まれた」という青山(森田想)だった。
イギリスで生まれた青山は、小学校で日本に戻ってからも、日本語が喋れずに周囲と馴染めなかった。そんな折に、母の薦めで始めたのは、バレエだった。はじめは薦められるがまま始めただけだったバレエだが、徐々に「踊りたい」と思うようになっていった青山。しかし、母は、「そろそろ辞めるタイミングを考えたら?」と告げ――。

第5話

日本に突如現れた、7つの巨大な“穴”。三年余りの歳月を費やし様々な調査がなされたが、その正体は何もわからないまま。やがて政府は調査を打ち切り、穴への立ち入り制限も撤廃した。穴に入る人間は多く存在したが、未だに帰ってきた者はいない。そして、穴を神として、「穴の中には救済がある」と唱える者が現れた。名前は、小澤(堤真一)といった。
12月1日。リゾート施設に、8人の男女が集まっている。彼らは、小澤をリーダーとする団体の信者たち。小澤の説くルールでは、穴に入る前に、それぞれの理由を話し、記録しなければならないのだ。
川端(中川大志)、菅谷(染谷将太)、松岡(上白石萌歌)、青山(森田想)が話し終わる頃には、日も落ちていた。
五番目に話し始めたのは、渡邊(古舘寛治)。司法試験を受けるために就職をしなかったという渡邊は、54歳になった今でも母からの仕送りを頼って生活していた。しかし、遂にその仕送りも打ち切りとなる。姉の紹介でアルバイトを始めるもなかなか続かず、追い詰められた渡邊は「もっと手っ取り早く人生をひっくり返す方法」を見つけようと、空港へ向かった――。

第6話

日本に突如現れた、7つの巨大な“穴”。三年余りの歳月を費やし様々な調査がなされたが、その正体は何もわからないまま。やがて政府は調査を打ち切り、穴への立ち入り制限も撤廃した。穴に入る人間は多く存在したが、未だに帰ってきた者はいない。そして、穴を神として、「穴の中には救済がある」と唱える者が現れた。名前は、小澤(堤真一)といった。
12月1日。リゾート施設に、8人の男女が集まっている。彼らは、小澤をリーダーとする団体の信者たち。小澤の説くルールでは、穴に入る前に、それぞれの理由を話し、記録しなければならないのだ。
その夜。5人分の人生が語られた頃、川端(中川大志)、菅谷(染谷将太)、岡本(窪田正孝)は、穴に入るかどうか、改めて思い巡らせていた。そして、六番目の真吾(平原テツ)が話を始める。
起業家の真吾は、代理販売ビジネスやアプリ開発など様々な事業に挑戦し、SNS運用コンサルで成功を手にしていた。ビジネスが軌道に乗り、仲間が増えた頃、大手外資ホテルの広報部の仕事が舞い込む。これまでにない大きな仕事に意気込み臨む真吾だったが――

第7話

日本に突如現れた、7つの巨大な“穴”。三年余りの歳月を費やし様々な調査がなされたが、その正体は何もわからないまま。やがて政府は調査を打ち切り、穴への立ち入り制限も撤廃した。穴に入る人間は多く存在したが、未だに帰ってきた者はいない。そして、穴を神として、「穴の中には救済がある」と唱える者が現れた。名前は、小澤(堤真一)といった。
12月1日。リゾート施設に、8人の男女が集まっている。彼らは、小澤をリーダーとする団体の信者たち。小澤の説くルールでは、穴に入る前に、それぞれの理由を話し、記録しなければならないのだ。
六人が話し終えてすっかり夜が深まった頃、七番目の井口(中嶋朋子)が話を始める。
幼い頃から好奇心旺盛だった井口は、親の制止を振り切っていろんなことに首を突っ込んでいた。ある日、家で一人の井口の元に、近所に住んでいる「ある意味で有名なおばさん」がやってくる。一人のときは出てはいけない、と親から言われていた井口だったが、その好奇心を抑えられず――

最終話

日本に突如現れた、7つの巨大な“穴”。三年余りの歳月を費やし様々な調査がなされたが、その正体は何もわからないまま。やがて政府は調査を打ち切り、穴への立ち入り制限も撤廃した。穴に入る人間は多く存在したが、未だに帰ってきた者はいない。そして、穴を神として、「穴の中には救済がある」と唱える者が現れた。名前は、小澤(堤真一)といった。
12月1日。リゾート施設に、8人の男女が集まっている。彼らは、小澤をリーダーとする団体の信者たち。小澤の説くルールでは、穴に入る前に、それぞれの理由を話し、記録しなければならないのだ。
七人の「自分史」を記録し終えた八人目の岡本(窪田正孝)が、遂に話を始める。
「僕、小学生の頃に見た夢をまだ覚えてるんですよ」
それは、小学生の夏休み、家族で田舎に住む祖母に会いに行く夢。夢と気づかず夢の中を過ごす岡本は、徐々に「これが夢だ」と気づいていく。目を覚まそうとする岡本は、徐々に夢と現実の境目がぼやけていき……。
自分史を語り終えた8人。そして、教祖である小澤が口を開く。小澤の語る言葉とは――!
稀代の演出家×豪華俳優陣による、前代未聞の“穴”ドラマが、遂にフィナーレを迎える!

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