2025年03月14日(金)公開
【万博を攻略】大阪・関西万博で何を見る?取材した記者おすすめパビリオン①「個性的な海外パビリオンならココ!」
大阪・関西万博
大阪・関西万博の開幕まで1か月。これまで取材を続けてきたMBSニュースの担当記者らが、来場者目線でパビリオンや催し物の概要をまとめました。
タイのパビリオン
ほほえみの国・タイ。大阪・関西万博のテーマ「健康」にちなんで、タイの伝統的な健康文化を表す取り組みとして『本場のタイ式マッサージ』が体験できます。
食も本格的で、国内の4地域(中央部・北部・東北部・南部)で特徴的な伝統料理を楽しめるグリーンカレーやガパオ炒め、トムヤムクンなどの人気タイ料理を、スパイスや具材など、自分好みのスタイルにカスタマイズできるということです。
「タイをタイケン(体験)する」と題した月替わりのイベントでは、タイの香りの製作体験や、伝統衣装の試着体験ができ、タイ文化を満喫できるとか。【パビリオンは事前予約が必要】
サウジアラビアのパビリオン
世界有数の石油産出国サウジアラビアが、2030年に「脱石油」を目指す国家戦略を掲げている点に注目です。
パビリオン内では、首都リヤド郊外に建設中の脱炭素都市「NEOM(ネオム)」が映像で再現されます。会期中には伝統的な舞踊や音楽、サウジ映画やファッションショーなど、700回以上のイベントが行われる予定です。
パビリオンへ通り抜けるギフトショップ「サウジスーク(市場)」では同国の匠の技が光るお土産約200種類が用意され、パビリオンではサウジコーヒーが楽しめるほか、ひよこ豆や全粒粉を使ったパン、デーツの甘みを生かしたビスケット「ケレージャ」が食べられるということです。【パビリオンは事前予約の必要なし】
オランダのパビリオン
オランダの絵本作家ディック・ブルーナが描いた『ミッフィー』がパビリオンの案内役をつとめます。
古くから地球温暖化対策に取り組む”環境先進国”のオランダパビリオンでは、来訪者1人が1つボールを手に持ち、展示内容に応じて黄色や紫色に光ることで、環境に優しい取り組みが何かを知ることができます。
パビリオン内のカフェでは、メープルシロップの効いたオランダ伝統の菓子「ストロープワッフル」の試食や購入ができます。ホットコーヒーの上にストロープワッフルを蓋をするように乗せて、湯気で柔らかくして食べるのが現地式。
郷土料理「ヒュッツポット(マッシュポテトのような料理)」や「ビターバレン(スパイスの効いたコロッケ)」が具材になったおにぎりが楽しめる予定です。【パビリオンは事前予約を推奨】
それぞれのパビリオンが位置する場所
2025年03月14日(金)現在の情報です