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衆院選迫る中...選挙カーや備品のレンタル会社が急ピッチの作業で大忙し コロナ禍でレンタル品の需要に変化も

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衆議院議員選挙の公示日が迫る中、各候補者の選挙活動に必要な車や備品などを貸し出す業者が作業に追われています。その現場を取材ました。

休日返上し深夜まで作業…「選挙カー」のレンタル会社

大阪府大東市で「選挙カー」の製作とレンタルを行っている「イイダコーポレーション」では、10月19日(火)の衆院選公示日に向けて、納車の準備に追われています。取材をした現場には、スピーカーがついたたくさんの選挙カーが並んでいて、すでに各候補者の主張するメッセージなども車体に貼られていました。

(イイダコーポレーション・顧問 飯田正紀さん)
「(Q全国からどれくらいの注文がありましたか?)70台くらい。(当初の想定より)1週間早まったために、最後の詰めの作業が前倒し前倒しで、休日返上で夜も午後11時とかそんな時間まで作業を続けているところです」
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「選挙カー」とは、ワンボックスカーなどを、道路交通法と公職選挙法にのっとって改造した車です。座席や屋根に設けられたステージから、演説などを行うことができます。選挙カーの中を覗くと、車内に置かれた台に音響機器や照明のスイッチが設置されています。また、コロナ対策用に、別注の飛まつ対策カーテンが取り付けられています。
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1分1秒を争う選挙戦において、選挙カーに万が一にもトラブルが起きないように、入念な点検作業が続きます。

(イイダコーポレーション・顧問 飯田正紀さん)
「バッテリーが途中で上がっても大変ですんで、途中でバッテリーが絶対上がらないようなシステムを組んでいます。もし万が一事故などがあってもすぐにかけつけて対応するという、それで何十年という歴史が続いているという感じです。(Qお客さんである候補者が当選したら嬉しい?)そりゃ当然。縁の下の力持ちじゃないけれども、影の存在ですけれどもね。やっぱり当選されたらそれなりに喜びを感じるところがあります」

「コロナ禍の選挙戦」で感染対策の備品にレンタル需要高まる

大阪市内でオフィス用品などをレンタルする会社「エイトレント」では、選挙事務所で使う机やロッカーなど備品のレンタルの依頼が殺到しているということです。『コロナ禍の選挙戦』で需要が高まっているものがあるということです。大阪市大正区にある「エイトレント西日本商品センター」を取材しました。
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(エイトレント営業課 大西秀一さん)
「サーキュレーターなど換気を目的とした商品をご依頼いただくことが非常に多くなっています。もともと商品として扱っていたものではなくて、コロナになってから、いろんな所でご要望が増えて、我々で買い揃えてレンタルしている商品になります」
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「エイトレント西日本商品センター」の倉庫に100台以上あったサーキュレーターはもうこれで最後。

(エイトレント営業課 大西秀一さん)
「飛まつ防止に対面でしゃべる時のアクリルのパネルであったりとか、そういったものもかなりたくさん出て行っていますね」
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他にも、空気清浄機やアルコールの噴霧器など、感染対策のための注文がひっきりなしにあるといいます。

(エイトレント営業課 大西秀一さん)
「1日でも早く、一刻でも早く、即納品という形でご要望されますので、我々はどうやってご要望にお応えするかですね」

2021年10月14日(木)現在の情報です

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