東京の営業部で、企業の広告戦略を考え、テレビや動画配信サービスを活用したプロモーションの提案をしています。単に広告枠を販売するのではなく、企業の課題を一緒に考え、効果的な方法を提案するのが仕事です。
特に、CMだけでなくイベントやSNSとの連携も求められることが多く、柔軟な発想が必要になります。入社当初は「テレビに営業の仕事があるんだ」と驚きましたが、今では「視聴者にどんな情報を届けるか」を考えながら企業と一緒に戦略を作ることにやりがいを感じています。
高校生の頃、スポーツ番組やドラマを通じて、自分の進路を決めるほどの影響を受けました。「テレビが人の人生の岐路に立つことができる」と実感し、自分も誰かの背中を押せるような仕事がしたいと考え、テレビ局を志望。
特にスポーツ番組に携わりたいと思いMBSを目指しました。実際には営業職からのスタートでしたが、テレビを作るのは番組制作だけではなく、営業も含めた多くの人の力が必要だと知り、その面白さにどんどん引き込まれていきました。
初めての営業職。最初は「テレビの広告営業って何をするの?」という状態でしたが、企業や広告代理店と関わる中で、番組を作るだけではなく「どう届けるか」も大切だと学びました。視聴率の高い番組があるだけでなく、企業の課題に合った提案ができるかどうかが重要。足を使って人脈を広げ、仕事のチャンスを作ることを徹底しました。忙しい毎日でしたが、関係性を築いた人とは今でもつながりがあり、この時の経験が今の仕事の基盤になっています。
警察や行政を担当し、事件や社会問題を取材しました。特に印象に残っているのは、行政の施策を取材する中で、メディアの報道が社会を動かす瞬間を目の当たりにしたこと。多くの出来事を取材し、情報を伝えることの責任を感じました。一方で、自分の強みが活かせるのは「伝える」より「人と関係を築く」仕事なのではと考えるようになりました。現場の記者経験は大変でしたが、この経験が営業の仕事にも役立っています。
再び営業に戻り、大手企業の広告提案を担当。広告枠を売るだけでなく、イベントや動画配信サービスを組み合わせた企画を考えたり、企業のブランド戦略に関わることも増えてきました。一つの提案で決まることは少なく、「どのタイミングで、誰に話すか」を考えることが求められます。以前は「この番組の広告枠を買いませんか?」という営業でしたが、今では企業のビジョンや戦略を考えながら、長期的な視点で提案する仕事になっています。
今後のキャリアについては、ずっと考え続けています。営業を突き詰めていく選択肢もある一方、コンテンツや番組制作の仕事にも興味があります。人と話をし、関係を築くことで成果を出すのが得意なので、そのスキルを活かせる仕事を選びたいです。広告営業は「テレビの裏方」というイメージがあるかもしれませんが、実際には企業の課題を解決するために戦略を考える仕事。営業のスキルを活かしながら、番組やコンテンツの可能性を広げる仕事にも挑戦したいです。
営業と報道という全く異なる仕事を経験したことで、視野が広がりました。営業では「企業の課題に向き合う力」、報道では「情報を深く掘り下げる力」を学びました。特に、報道での取材経験が今の営業の仕事にも活きています。例えば、営業では大企業だけでなく、小さな店舗にも直接アプローチすることがありますが、報道の現場で「知らない人に話を聞く」経験をしていたおかげで、臆せずに提案できるようになりました。どんな仕事でも「相手が何を求めているのかを知る」ことが大切。その視点を持てたのは大きな財産です。
”ジョブローテーション”で自分だけのキャリア
MBSでは、入社後に
複数の部署を経験してもらう
「ジョブローテーション」が定着しています。
異動の回数も、タイミングも、配属先も人それぞれ。
同じキャリアの人はいません。
ジョブローテーションを経て
活躍している社員をご紹介します。
MBSのキャリアについて
MBSでは、入社後に複数の部署を経験してもらう
「ジョブローテーション」が定着しています。
異動の回数も、タイミングも、配属先も人それぞれ。
同じキャリアの人はいません。
一人ひとりが持つ可能性は、
ひとつの部署だけでは計り知れないもの。
本人さえ気づかない才能だって、あるかもしれません。
つくる、売る、まとめる、伝える…
あなたにとっても、新しい自分を見つける
チャンスになるはず。