MBS RECRUIT2025

Entry2027

Career Story”ジョブローテーション”で自分だけのキャリア

報道カメラマンのジョブローテーション

報道
ラジオ営業
報道

赤井 里菜Rina Akai

報道情報局映像取材部/報道カメラマン
2017年度入社
11報道
カメラマン

Q1今のお仕事を教えてください

報道カメラマンとして、日々現場を駆け回っています。記者とともに取材に向かい、映像を撮影し、ニュースとして伝える仕事です。目の前で起こる出来事を映像に収めることで、多くの人に「今、何が起きているのか」を伝える役割を担っています。

特に海外取材では、現地の空気や人々の表情を映し出し、日本では伝えきれないリアルな状況を届けることにやりがいを感じています。時代の転換点や歴史的な出来事を目の当たりにしながら、それを記録できることがこの仕事の醍醐味です。

Q2この業界に入ったきっかけを
教えてください。

学生時代から海外での出来事に興味があり、将来は海外に出て取材することを目指していました。報道記者を志望しつつ、当初はカメラマンという仕事を深く理解していませんでしたが、入社後、先輩から「カメラの仕事は面白い」と聞き、興味を持つようになりました。
研修で実際にカメラを手にし、何をどう撮るかを考える重要性を実感するうちに、その奥深さに引き込まれていきました。映像がニュースの要となることに強く魅力を感じ、MBSでカメラマンとして報道に関わりたいと思いました。

Q3どんな職種を経験しましたか?

1~4年目 報道

入社2年目の時、突然「今から韓国に行ける?」とデスクから電話がかかってきました。反日運動が加速する現地の取材でしたが、即答で「行けます!」と答え、記者と二人で取材に向かいました。2年目で海外取材を経験できる機会は貴重で、その後の自信につながりました。

また、3年目には九州豪雨災害の取材に第一陣として派遣されました。男女関係なく、「現場で戦力になれるか」が評価基準だったので、性別の壁を越えて取材に行けたことが嬉しかったです。災害現場では、誰も見たことのない光景を目の当たりにし、カメラマンとして「何を撮るべきか」を考え続けました。

当時の思い出
運動不足解消のためにクロスフィット(トレーニング)を始めました。欠かさず週2回、今も継続中。

4~6年目 ラジオ営業

報道から営業への異動は正直予想外でしたが、挑戦する機会だと思って取り組みました。分かったのは、営業は「信頼を築く仕事」だということ。
あるクライアントに対して、ただCM枠を売るのではなく、MBSとの関係を深めることを意識しました。初めはお客様と恐る恐る話していましたが、私が報道に戻ることになったとき「あなたの夢が叶うんか、よかったな」と号泣され、まるでそれまでの通知表をもらったような気持ちになりました。営業の経験を通じて、人との信頼関係がいかに大切かを学びました。

当時の思い出
報道では全然着ることがなかった「オフィスカジュアル」をたくさん買い揃えました(笑)

6年目~現在 報道

営業を経験したことで、視野が広がりました。報道一筋だったときは、「ここで頑張るしかない」と思い込んでいましたが、異動を経て、他の世界を知ったことで「自分はどこでもやっていける」と思えるようになりました。その心の余裕が現場での仕事にも影響し、以前よりも落ち着いて撮影ができるようになりました。

また、営業で培った「人と向き合う力」は取材にも生かされています。カメラを回すだけでなく、相手の本音を引き出す雰囲気づくりが重要だと実感し、撮影前後の会話を大切にするようになりました。技術だけでなく、人との関係性を築くことが、より良い映像を生むのだと改めて感じています。

当時の思い出
休日にはツーリングや海外旅行へ。仕事も趣味も全力で楽しんでいます。

Q4これからのキャリアを
どう考えていますか?

2025年2月から上海支局のカメラマンをしていますが、報道の最前線で活躍し続けたいです。特に中国にはこれまで行ったことがなく、実際に現地の空気を感じ、自分の目で見たことを伝えたいと思っています。海外取材の機会は多くありましたが、駐在することでより深く現地の変化を伝えられるはずです。時代が変わる節目に立ち会い、その瞬間をカメラに収めること。それが私の目標です。

将来的には海外経験を活かし、国内に戻ったときに新たな視点で報道に貢献できるようになりたいと考えています。

Q5ジョブローテーションを
経験してよかったことは?

報道一筋だったら見えなかった世界が、営業を経験したことで見えてきました。
報道カメラマンは個人プレーの側面が強いですが、営業ではチームで動く重要性を学びました。

異動で報道に戻ったとき、後輩から「赤井さん、やさしくなりましたね」と言われたことが印象的でした。以前は周囲をライバルのように思うことも多かったんですが、営業での経験を経て「チームで仕事をする」意識が強まりました。
今では、カメラマンどうしのコミュニケーションも大切にし、組織としての力を意識するようになりました。

Career Story

”ジョブローテーション”で自分だけのキャリア

MBSでは、入社後に
複数の部署を経験してもらう
「ジョブローテーション」が定着しています。

異動の回数も、タイミングも、配属先も人それぞれ。
同じキャリアの人はいません。

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MBSのキャリアについて

MBSでは、入社後に複数の部署を経験してもらう
「ジョブローテーション」が定着しています。

異動の回数も、タイミングも、配属先も人それぞれ。
同じキャリアの人はいません。

一人ひとりが持つ可能性は、
ひとつの部署だけでは計り知れないもの。
本人さえ気づかない才能だって、あるかもしれません。

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チャンスになるはず。